| ■ひろたりあん通信バックナンバー |
| ▼2004年6月号 |
| 夢の吹く丘 〜都筑の丘のすばらしき人々〜 |
■野村 佳子さん(ピアノ・大正琴 講師) 幼稚園の頃、初めて見た腹話術は正直言って怖かった。人形が怖かったのか?おじさんのかん高い声が怖かったのか?楽しいよりも顔を引きつらせながら見ていたような記憶がある。
命を吹き込む
野村さんは、普段はピアノと大正琴の講師をなさっています。そのかたわら、ボランティアで幼稚園や小学校、施設など、各地を回って腹話術や大正琴の演奏もされています。
「昔は怖いってイメージありましたね〜。でも子供たちが泣き出したら、せっかくの人形も台無しになっちゃう。だから出来るだけ可愛いい子、5歳くらいの可愛い子供にしてもらったんです」 他にもウサギやカラス、ピエロなど、みんなで6体の人形があるそうです。 夢叶って、ラスベガス 「三年前にテレビでいっこく堂≠見て、これはスゴイ!これをしたいと思って習い始めたんです」
したいからと言って、なかなか出来るものではありません。 「真似してみたら、アレッできるぞって(笑)すぐ行動に移すタイプなんですよ。やってみてダメだったら仕方ないけど、やらないで諦めるのは、もったいないじゃないですか。だから私には今まで悔いというものが、全然ないんです(笑)」 「いっこく堂さんがラスベガスに行ったというのを聞いて、将来は私もラスベガスでやりたい!と言う夢を持って、必死に練習しました」
ラスベガスでは毎年、腹話術の世界大会が開かれています。そして去年の4月、みごと夢が叶って野村さんも出場されました。 「英語って、BとかPとかYが多くて、口を閉じて発音するのが、すごく難しいことに気づいたんです。日本語の方がいろいろな言い回しができるので楽ですよ」 "口唇破裂音"と言うそうですが、やってみてください。いかに難しいか分かりますよ。 (私は出来ません) 神様の贈り物 「音大のピアノ科を卒業して、ある短大でピアノを教えていた時に、急に腕が動かなくなってしまったんです。手術をしても治らず、お医者さんから切断だと言われて・・・。短大もクビになって、もうだめだ。自分からピアノを取り上げられたら死ぬしかない!そう本気で思ったんです」 「・・・・・」 「でも死んだら何も残らないし、これはきっと神様が私に試練を与えて下さったんだ・・・そう考えるようにしました」 その後色々と手を尽くし、傷跡は残ったものの、腕は動くようになりました。 「これも神様から頂いたんだ。だから私も人の為に何か出来ないだろうか?そう思ったんです」 それがボランティアを始めるきっかけでした。 「お勉強とピアノだけやっていればいいと、チヤホヤされて育ったから、生意気で天狗になっていたんでしょうね。今の自分があるのは、この病気があったから。これが無かったら、自分勝手でどうしようもない、もう箸にも棒にもかからない人間に、なっていたと思います」 悔いのない人生
明るい笑顔と負けず嫌いな性格、そして有言実行。前向きな生き方が挫折を乗り越えて人生を切り拓いて行くのではないでしょうか。 本日はありがとうございました。
下記の催しにて、野村さんの腹話術をご覧になれます。
ラポールファクトリー <VOL.13> |
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