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■ひろたりあん通信バックナンバー |
| ▼2005年8月号 |
| あなたに代わって習い事教室 ひろたりあん手習い騒動記 |
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■第1
1回「はがき絵」騒動の巻
「はがき」ってもらうこと、少なくなったと思いませんか?郵便ポストに届くのは、ダイレクトメールなどの広告ばかり。友人や、親戚からの連絡は、「電話」か「メール」。自分自身、せめて暑中見舞いくらいは出そうかな、なんて思っても。メールのようには、なかなかペンが進みません。忙しい毎日。心に余裕のない現代人だからこそ、ホッと心の癒される瞬間が大事じゃないかと思うんです。 今日は、そんな心が癒される素敵な贈り物を作ろうと、もえぎ野にある地域ケアプラザ「ユートピア青葉」を訪れました。こちらでは、月に一度「四季を彩るはがき絵教室」が開かれています。 「はがき絵」を教えてくださるのは、アートセラピストでもある梶さくら子先生。教室は、十五人ほどのクラスで、生徒のみなさんは、自分の両親よりもほんの少し先輩といった方々が中心です。初めての体験にとまどっている僕たちに、皆さんとても優しく話しかけてくださるので、緊張している暇がないくらい、すぐなじんでしまいました。
最初に先生が描かれた「はがき絵」の見本が配られます。夏、真っ盛りということで、7月のお題は「すいか」「生ビール」そしておなじみ「蚊遣り豚」です。どれも僕の大好きなものです。いや「蚊遣り豚」は違います。お店で見た記憶はありますが、実際に使ったことはありません。 やっぱり最初は、食べなれた「すいか」から描きます。見よう見まねで輪郭を鉛筆で描いて行きます。下書きが描けたら、顔彩という日本画用の絵の具で色をつけていきます。緑の縁と赤い実の間の白い部分を残しつつグラデーションをつけていかなきゃいのですが、これがなかなか難しい。根が食いしん坊だからでしょうか、赤い部分がどんどん広がっていきます(笑)。何度も塗り直しをしていたら、紙はフニャフニャ。乾くとボコボコになってしまいました。 しかし、先生の優しく丁寧な指導のおかげで「すいか」も次の「生ビール」も、それなりに絵になってきました。筆づかいにも慣れてきて、三枚目の「蚊遣り豚」も難なく…と、言いたいところですが、最後のススキ模様で筆が止まってしまいました。 「別の紙で、練習してください。スースーッて流すように。何度も練習してから描いてみてください」 先生の助言どおりに、何度も練習しているうちに、大きいラインだけは上手く引けるようになりました。しかし、いざ蚊遣りの上に小さいラインを描こうとすると、手が止まってしまい、なかなか流れるようにはいきません。スースーッってやってるうちに、な、なんと、豚が魚に変身してしまいました。ススキ模様じゃなくて、ウロコ模様です。 それでもめげずに、仕上げのホタルをススキの上に、テンテンとのせれば完成です。最後に先生手作りの印を押して「はがき絵」の出来上がり♪ 絵に添える言葉は、たったの一言。「暑中お見舞い申し上げます」 たくさんの言葉をならべるより、自作の絵には、これだけで充分です。本当に、あっという間にできてしまったので、なんだか狐につままれたような…。生徒のみなさんからも褒めていただき、照れくさいけど、ちょっと満足。 今回は、顔彩のみを使って描きましたが、ステンシル(型紙を使って色づけするもの)やコラージュなど、色々な技法も教えていただけるそうです。 隣のご婦人に作品を見せていただきましたが、ケーキの敷き紙を使ったステンシルのビーチパラソルや、ラメの入った糊を使ったキラキラと輝くクリスマスカード。いただいたら、きっと嬉しくなって、額にでも入れて飾りたくなるような作品ばかりです。 「まだ、たくさんあったんだけど、みんなお友達に出してしまうから、残っていないのよ(笑)」 そうなのです。「はがき絵」は、差し上げるものなんです。だからこそ、心がこもるんですね。皆さんも自分だけの「はがき絵」、心のこもった世界に一つだけの贈り物を、お友達に出してみてはいかがですか。「はがき絵教室」は、ここ「ユートピア青葉」の他、たまプラーザの「ギャラリー釉」でも開かれています。 最後に、梶先生、教室の皆さん本当にありがとうございました(感謝)!
《四季を彩るはがき絵教室》 |