■ひろたりあん通信バックナンバー

 ▼2005年9月号
あなたに代わって習い事教室 ひろたりあん手習い騒動記

第14回「 ブラジリアン柔術」騒動の巻
   『RBアカデミー』

  世はまさに格闘技ブーム。K1、プライド、プロレス、猛者たちの熱い闘いに日本中がしびれさせられています。この波に乗ろうということで、たまプラーザ店の格闘技担当の私、金野は、市ヶ尾町にあるブラジリアン柔術・総合格闘技の「RBアカデミー」に参上しました。2年間のボクシング経験がある私金野は、自信満々?で臨みます。

 国道246号線沿いにあるジムの階段を下りると、広々とした青いマットが広がっていました。その上で皆、思い思いに準備運動をしています。堅苦しそうな雰囲気かなと、少し緊張していたのですが、軽快な音楽が流れる中のトレーニングは、どちらかというとスポーツサークル的な和やかさすら感じられ、ほっとしました。

 そこに現れた代表の小沼一平先生。本日教えてくださるお師匠様です。「うちは、敷居が低いのがウリでなんです」柔術の先生だから、強面な方かと勝手に思っていたら、若くてさわやかな人で意外でした(失礼)。聞けば小沼先生は生まれも育ちも地元荏田で、二十五歳のときハワイでブラジリアン柔術に出会ったそうです。ハワイ州でのトーナメントで、多数の優勝と入賞の実績があるそうです。 

 ブラジリアン柔術は、グレーシー一族の祖であるエリオ・グレイシーが、日本の柔術(柔道)に護身術的な要素を絡めながら総合格闘技として体系立てたものです。言うなれば、かつて外国へ飛び出した日本人が、世界的な大成功を収めて、祖国に凱旋してきたっていう感じかもしれません(ちょっと違うかな?)。

 道着に着替えると、自分がなんだか強くなった気がして(私は自信過剰?)、テンションはどんどんアップ。集合の声がかかり、いよいよ稽古が始まります。練習パートナーは青帯の内藤さんです。帯の色は白から始まり、青・紫・茶・黒と上がっていきます。私は内藤さんの帯に色がついているのを見て、先ほどの自信ががらがらと崩れ落ちていくのを感じました。内藤さんは、自分よりも体格がひとまわり小柄ですが、目が鋭く、隙がなさそうです。

 さてまずは、一対一の格闘で、地面に倒され相手が上乗りになってきたときに、自分の不利な体勢から、相手と上下の体勢を入れ替えて、自分が上乗りになるスイープという技の練習をしました(スイープって、敵を掃除しろという意味かな?)。

 最初にインストラクターでもある小沼先生から、スイープのかけ方のコツや見本を見せていただき、それから内藤さんとスイープの練習に入ります。内藤さんは小柄ですが、私が上乗りになっても、簡単に上下逆に体勢を入れ替えられてしまいます。もちろん帯の色の差もあるのでしょうが、小沼先生が「ブラジリアン柔術と他の格闘技の違いは、最も体重差をカバーできるという点にあります」と言っていたのを、このスイープの練習で実感しました。

 スイープにもいろいろ方法があり、他に三種類ぐらい学びましたが、自分の体力、腕力に頼らずに、相手の力の反動を利用するという点で、女性、子供、腕力の自信のない人にとっても非常に有効な技に違いありません。ブラジリアン柔術は、護身術的要素も強いのです。

 そしていよいよ、私が一番興味のあった決め技の練習で、今回は三角締めです。総合格闘技ではわりとポピュラーな技ですが、どうすれば強く締められるとか、どういった過程で使うのかまったく分かりませんでした。しかし、小沼先生の見本と、内藤さんの分かりやすい指導のおかげで、何とか形になるようになりました。 スピードやパワーでねじ伏せるボクシングやキックボクシングしか知らない私にとって、技術やクレバーさが重視されるブラジリアン柔術は、とても興味深く楽しいものでした。あとはそのクレバーさをどう養うか、脳が筋肉系(?)の私の課題かもしれません。

 ブラジリアン柔術の大会は女性、子供大会や、体重、帯、年齢によってクラスが細分化されていて、それぞれ安全が図られています。「楽しく練習を続けていけば、誰でも絶対強くなれます」と小沼先生。もちろん強くなるためだけでなく、健康維持やダイエット、護身術の習得など、各自が目標を掲げてチャレンジしてみてください。なお、水曜日には土屋ジョー先生のキックボクシング教室、他にも総合格闘技の教室なども開かれていますので、お問い合わせてください。                   (金 野)



 

《RBアカデミー》

練習日:火〜土曜日
クラス:柔術 総合格闘技
    キックボクシング ボクシング
入会金:10,000円(女性 なし)
月会費: 一般1万円 学生8千円 女性5千円

青葉区市ヶ尾町1169-B1
.045-972-5422

http://www.rbacademy.jp/
 


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