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■ひろたりあん通信バックナンバー |
| ▼2006年2月号 |
| あなたに代わって習い事教室 ひろたりあん手習い騒動記 |
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■第
17回「陶芸」騒動の巻 今回は昨年7月青葉区もえぎ野にオープンした和物のお店「葉山や」の陶芸教室に、もえぎ野店ひろたりあん担当の高川が、撮影担当の勝野とお邪魔しました。 「葉山や」は落ち着いた古民家風の店構えで、中に入るとお香の香りが漂い、音楽は二胡の調べが流れています。手作りの小物の商品がたくさん並べてあり、どこか懐かしい感じがして、癒されます。 陶芸教室はそのお店の奥にありました。先生は「葉山や」の店長さんです。 素人だから、最初はお茶碗か湯呑みがいいかなと思い、前もって多少は構想を練ってきたつもりでしたが、当日粘土を前にすると、これをどうすれば自分の中の完成図に結びつくのか、皆目わからなくなってしまい、とりあえずお店にあった湯呑みを見本にして作ることに作戦変更。 まず台の上に一握りの粘土を取り、叩いて延ばし底の部分を作ります。きれいに円く作るために台のほうを回転させ、周囲を竹串で切り取ります。そしてこの上にひも状に延ばした粘土を積んでいくのです。 一段積むごとに、濡れタオルで湿らせた指で粘土を伸ばし、合わせ目をふさいでいきます。こういえば簡単な作業に思えますが、時間をかけ過ぎるとすぐに粘土が固まり始めてしまい、また表面を湿らせすぎると乾燥時にヒビがはいってしまいます。
私にとって焼き物づくりは中学校の美術の授業以来です。ティーカップを作ったつもりが、すぐに取っ手がとれて「ペン立て」になってしまったという、苦い思い出があります。今回はそうさせてはならじ、千利休先生が使ってくれそうな立派な茶碗を作るんだ!と、気合たっぷりに土と格闘していたら 「そんなに肩に力を入れないで、楽しくやってください」とニコニコ顔の先生。 「うちでは子供向けの陶芸教室もあるんですが、お子さんの方が上手く出来たりするんですよ。ほら、ちっちゃい子って、粘土遊び好きでしょ?」と笑顔の一言。 「そうか、自分なりでいいんだ!」小さなヒビでも入ろうものなら千利休先生に合わせる顔がない(そんなわけないけど)なんて、考える必要はないわけですね。子供の頃に戻って、楽しめばいいんでちゅ(赤ちゃんの頃にまで戻らなくてもいい?)。 余計な思い込みから開放された私は、先生や勝野氏と談笑しながら作業を進めました。しかし開眼(?)したとはいえやはり素人、粘土を積んでいくうちにだんだん大きくなってしまいます。焼き上がれば少し小さくなるので一、二割大きく作ればちょうどいいと言われたのですが、それを差し引いても大き過ぎ。後半は一段積むごとに先生に手直ししてもらいました。 「ちょっとイメージと違うかな?」完成が近づくにつれ「うーん」思わず唸る時間が増えていきます。 でも心優しい勝野担当は「思ったより上手いじゃん。意外な才能だね」 すると「ちょっと大きくなったから湯呑みじゃなくてフリーカップですね」先生の言葉は、あまり誉め言葉になってない気が…。でも「ペン立て」と言われなかったから、よしとしますか。 一時間半で形成は終了。明るい雰囲気の中で楽しく作ることができたので「えっ、もう終わりなの?」という感じです。 この後乾燥と2回の窯入れで完成まで約3週間かかります。 果たしてうまく乾燥したかな、形成の時の湿らせ過ぎでヒビが入ってないかな、と心配したり、いやあれだけ頑張ったんだから、きっといい出来栄えだ、と根拠に乏しい期待をしたり、ワクワクしながら焼き上がりを待ちました。 ちょうど3週間後、できあがった完成品は、手作り独特の風合いがあって、自分が作ったものとしてはなかなか上出来です。千利休先生も、誉めてくれるかな。
「葉山や」ではこの体験コースの他に、季節にあわせた器作り(例えば今の時期には春のいっぷく碗づくり)を楽しむ「企画コース」や、基礎から学ぶ「教室コース」があります。また3月には子供教室を開いて焼き物で鯉のぼりを作り、親子で陶芸を楽しむ企画を予定しているそうです。春休みの思い出づくりに、皆さんもいかがでしょうか。
《葉山や陶芸教室》
青葉区もえぎ野6-51F
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