| ■ひろたりあん通信バックナンバー |
| ▼2007年3月号 |
| 夢の吹く丘 〜都筑の丘のすばらしき人々〜 |
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■女声コーラス 『フレッシュ・ピュア』
最近、いろいろなイベントや集まりに顔を出す機会が増えました。 地域活動、ボランティア、講演会からウォーキングにコンサート、等々。 行く先々でいつも感じることは、自分より年輩の方が本当に元気で明るく精力的に活動されていること。特に六十代以上の皆さん。 そのパワフルでアグレッシブ(積極的)な姿勢には圧倒されるばかり。(負けちゃあいられないぞ!)なんて、自らの発奮材料として尊敬と憧れを感じます。 厳しさの中の愛 「出世魚みたいに名前が何度か変わって、途中混成にもなったんですけど、女性コーラス『フレッシュピュア』としては、もう20年になりますね」 と、このグループの主宰で指揮もされている酒井沃子先生。 酒井先生は声楽家としてリサイタルを開催されるだけでなく、御馴染み『青葉の街・土曜コンサート』の実行委員長、『NPO法人六十五歳からのアートライフ』の理事長など、コンサートの企画・運営からシニア世代を応援する画期的な音楽イベントの開催と、音楽を通じて幅広い活動をされています。 コーラスグループも「美しが丘ファミリー男声合唱団」「美しが丘ファミリー女声合唱団」「男のコーラス ドッグウッド」「混声合唱団 銀の会」、そして今回の「フレッシュピュア」を含め、なんと五つの団体を主宰し、指導に当られているのです。
スタジオに、先生の厳しい声が響き渡ります。注意というよりも叱責。私のように気の弱い人間(?)は確実にへこみます。 「私のモットーは『泣かぬなら泣かせてみせようホトトギス』なの。泣かぬなら殺してしまえは無いの。泣くまで絶対待たないの。バカだ何だって罵倒しまくってね(笑)。罵倒(馬頭)観音って渾名があるくらいだから(笑)」 しかし、その罵倒のあとの歌声が、見違えるように良くなっているのは素人の私にも分かりました。厳しさの中にもユーモアがある。だからスタジオには笑顔が絶えません。フレッシュピュアに入って5年目という広報の堀さんは。 「厳しいですよ。でも厳しさの中にも温かみ、愛情があるんですよ。だから、笑いのない日はないですね。先生は絶対にお年寄り扱いしないんです。この年になると家族なんかも大事にしてくれますでしょ。それがビシビシと容赦無しですから、逆に嬉しいんですよ」 歌の気持ちを表現する 「素晴らしい方ですよ、あの方を目標に皆さん頑張っているんですよ」そう語るのは、入団して3年半になる鈴木さん。 「入ったときは、皆さんお若いのでビックリしたんです。一緒にお茶に誘われましてね。『あなたたち若いんですから頑張りなさいね』って、言われたんです。同じ位の年齢に見えたんですけど、皆さん10歳とか20歳とか上だったんですよ」 声を出すことが健康に役立っていることは言うまでもありませんが、歌詞の意味を理解し、その詞の情景を頭に描きながら感情を込めて表現する練習法が若さの秘訣なのでしょう。 「ですから、外国の曲とか難しいものはやらないんです。詞を本当に理解しないと感情をこめて歌えない。日本語で歌うんですから、日本語の気持ちを出さないと」 表現するといっても、人によってイメージするところは違います。 「こうしなさい、ではなく。自分たちで考えるんです。難しいですけど、自分を見つめる機会を持てましたね。嬉しい時はどうだっかな?悲しい時はどうかな?夢多き頃の自分に戻って表現するってことは、もう夢の世界なんですよ」 「うちのコーラスの特徴ですけど、人数が多いから、やりたいことがやれるんですね。演出もプロの劇団の人が担当して、ミュージカルみたいに手を広げてみたり、マスゲームのように動いてみたり、歌のイメージにあわせて動きをつける。他のコーラスでは味わえないことですよ」
曲はすべてオリジナル。御馴染みの曲も、お金を払って編曲してもらい、楽譜もすべてフレッシュピュア用に作られるそうです。それだけじゃありません。 「衣装もコーディネーターがついているんですよ。コンクール用の衣装も、毎回オシャレ心をくすぐるような素敵なのを作ってもらえるんです」 コーラスにプロの演出家が付くのも初耳でしたが、衣装もプロのコーディネーターが担当されているというのには、驚きを隠せません。
「それぞれに専門の方がついているからこそ、自分たちは歌にまい進できるはずなんです。頼めるところは頼む。餅は餅屋に頼んで、自分たちは自分たちの領分を果たす。それが大事なんですよ」 夢見る乙女になって 「具体的に、恋心を出してって言われても、もう縁がないから…(笑)昔どうだったかしら、なんて考えながら、麗しい乙女に戻るんですね。会場にいる人誰でもいいから目星をつけて恋心を抱きなさい。なんて言われて、とどのつまり旦那だったりね(笑)」 こうした練習の成果は一年から一年半をメドにコンサートという形で発表されます。そのコンサートは、来月8日。『ミューザ川崎シンフォニーホール』において開催されます。もうひとつのシニア混成合唱団「銀の会」とのジョイントです。(下記参照) 「自分たちが持っているものの最高のものを4月8日に発表できればいいなと思っています」 また、フレッシュピュアでは、新しい団員も募集しています。 「現実を離れて、日頃の憂さもふっとんじゃう。夢の世界ですよ。明日の自分自身が輝くために一緒に声を張り上げて歌いませんか。優雅なマダムになれますよ(笑)」 まずは見学に行かれてみてはいかがでしょう。とっても明るくて楽しいコーラスグループです。初心者の方、声の出ない方、ドレミが読めない方も、同じスタジオで教えているので安心。初心者大歓迎だそうです。
練習 毎週月曜日 午後1時〜3時半 場所 スタジオバルーン (あざみ野駅下車 徒歩3分) アクセス 地図 問合せ・申込み 045-901-9914
「銀の会」&「フレッシュ・ピア」 ジョイントコンサート−陽春にうたう− 指 揮 : 酒井沃子 ピアノ : 末松茂敏 特別出演 : フルート・小泉浩
13:30開場 14:00開演 ミューザ川崎シンフォニーホール
料 金 \1000(当日座席指定) 【お問合せ】
オフィスバルーン tel045-901-9914 |