| ■ひろたりあん通信バックナンバー |
| 2007年6月号 |
| 夢の吹く丘 〜都筑の丘のすばらしき人々〜 |
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■株式会社レジオン 代表取締役社長 シェフ 藤巻 正夫 さん ![]()
そう切実に語るのは、市営地下鉄センター北駅そばにあるフランス菓子と天然酵母パンの店「レジオン」の経営者でシェフの藤巻正夫さん。 環境があっての我々 「今のままの生活を人間が続けていたら、100年後には、地球の温度が6・4度上がって、すべての生き物が死んでしまうんですよ。でも、今みんなが気づいて行動をおこせば、最悪2・4度でくい止める事ができるんです」 2・4度といえば、36・5度が平熱の人だったら39度の熱がある状態。 風邪で39度も熱が出たりしたら、頭は朦朧、寒気や体中ふしぶしが痛み出しているにちがいありません。これが地球ではどうなのか? ・・・このたった2・4度気温が上昇 しただけで、なんと地球上の動植物の3分の1が命を落とすのです。食料自給率の低い(たったの40パーセント)日本の場合、たちまち食糧難に見舞われます。 藤巻さんが、環境問題を意識し始めたのは16年前。食の講演会に行ったことがきっかけでした。 「アメリカの70年代。つまり経済成長をして生活が豊かになっていった時代に、子どもの犯罪が同じように鰻のぼりになったんですね。ハイパーアクティビティー(精神不安で落ち着かず、過度に行動的になりやすい症状)というらしいんですけど、今でいうキレルっていうんですか。大変な社会問題になったんです。それで国(アメリカ)が専門家を集め、膨大な国費を投入して徹底的に研究したんですね。 いわゆる「マクガバンレポート」と呼ばれるものです。私が行ったのは、それの食に関する一部の講演会だったんです。添加物の話。農薬の話。それから人口甘味料に色素の話。人口的に作ったものがいかに 体によくないかということ。それがまたショッキングだったんですよ」 藤巻さんのお店では、保存料、着色料、人工香料など、すべての食品添加物を一切使用していません。できるだけ無(低)農薬の日本の素材を使ってお菓子やパンを作っていらっしゃいます。 「今は福島の野菜を使っているんですけど、その農家の方も農薬で体を壊して、もう農薬はやめようということで、土作り、環境作りから始めたんです。いま無農薬で百種類の野菜を作っているんです。百姓だから百種類。それも季節はずれのものは作らない。環境あっての我々ですから。農作物がよくなかったらお菓子もパンも料理もお手上げですからね」 新潟出身の藤巻さんは、地元の高校の食品加工科で、食に関するあらゆることを学ばれました。 「味噌、醤油にワインや酒まで作るんです。試飲のときは、飲んじゃダメだぞって言いながら、みんなで飲んでましたね(笑) あとは、漬物からハムやジャム。どうしてパンが発酵するのかというメカニズムまで勉強しましたね」 その後日本で三店舗、そしてフランスに三年、スイスで一年間の修行をされ 、市営地下鉄センター北に店舗を構え、今年でまる10年。お店に付けた名前は「レジオン(地方)」です。 「私も田舎育ちだし、フランスでもスイスでも、お菓子屋さん、レストラン、ホテル、ほとんど田舎をまわったんです。フランスは広いから、各地方、地方に特産のワインがあって、特産の料理があって、お菓子もそこでしかないものがある。それが都会に 上がって洗練されてフランス料理、フランス菓子という形になるんですね。食の原点は地方にある。会社を興したときもそう。とにかく原点を忘れないようにということで『レジオン』としたんです」 「レジオン」では、生ゴミを一切出さず、全て堆肥にして再利用しています。また、箱や容器や保冷剤を持ってきてくれたお客様には箱代、容器代をお返しするなど、リサイクルにも積極的に取り組んでいます。 地球温暖化の原因にもなっている森林伐採をしないよう、マイ箸の推進にもひと役かっています。 「2本の箸でご縁に感謝。マイ箸を持ってるよ〜と言っていただければ、何食べても何飲んでも25円引きますよ。うちの店には、箸を使う料理は無いんですけどね(笑)」 TEAM GOGO! 「食に携わっている以上、化学物質とか農薬とかを考えざるを得ないですよ。農薬を考えると、こんどは農業を考える。農業を考えると次は環境全体を考える。そういう流れで、同じ考えの友達ができて、一緒に勉強をするようになって、情報もだんだん入るようになってきたんです。今回の『地球温暖化』の号外の話も、そういった友達から聞いて、これは今動かなければダメだ!皆で協力しようじゃないか、ということになったんです」 「TEAM GOGO!みんなでちょっと動けば世界が変わる。地球温暖化を含めた環境問題を考えよう!」という号外を、日本のほぼ全世帯分の4900万部配ろう!というプロジェクトが今年発足しました(タブロイド版8ページ)。号外の部数としては世界に類をみない数字で、ギネスに挑戦という目標も掲げています。 元お笑い芸人で、中国での植林活動などをされている、てんつくマン(軌保博光さん)が発案し、それに共感した方々が呼びかけ人となり、資金面で協力してくれる人、号外を配ってくれる人を募集。2007年、夏至の日に あわせて豪快に号外が配られました。
廣田新聞でも、6月18日、19日の夕刊時に号外を配りまし YES IS LOVE!みんなでちょっと動けば変わる TEAM GOGO【豪快な号外】
夏至=6月22日〜24日、この日は8時から10時まで、みんなでいっせいに電気を消しましょうという『100万人のキャンドルナイト』も実施されました。 「号外には、地球温暖化を防ぐために今すぐ出来ることがわかりやすく書いてあるんですよ。漫画にもなっているので、子どもたちにぜひ読んで欲しいですね。本当に困るのは子どもたち。今の小学生が大きくなって成人して、我々くらいの年になるまでの30年、40年が熱帯地獄になる可能性が高いんですよ。号外を読んで家族で話し合ってもらって、それをきっかけに方向転換してもらいたいですね」 さあ、みんなで地球温暖化に立ち向かいましょう。電気をこまめに消すこと、車には乗らず、できるだけ歩くこと。外食する人はマイ箸を持ちましょう。 できることからでいいんです。誰もいなくなった丘(地球)には夢が吹くことはありません。あきらめるのはまだ早い。未来の地球を守れるのは私たちしかいないのです。 (宮澤)
キャンドルナイト
都筑区中川中央1-37-23 TEL:045-910-2345 FAX:045-910-2346 定休日:毎週水曜日 営業時間:AM7:30〜PM7:30 第3火曜日のみAM7:30〜PM3:00 |