■ひろたりあん通信バックナンバー

▼2007年7月号

あなたに代わって習い事教室 ひろたりあん手習い騒動記

■第31回「英語教室」騒動の巻
『iCAT-IT英語教室』

  洋画を観る時「英語ができたら、印象が違うんだろうな?」と思ったことありませんか? 字幕に気を取られ、映像的な印象が希薄になったら、損じゃないですか。

 「バイリンガル」との噂がある、與口宏一(よぐちこういち 三九歳)という同僚がいます。洋楽が好きらしく、英詞の曲を流暢に歌うそうです。彼なら洋画を心底愉しめるんだろうな、とうらやましく思っていたら

「洋楽? 何言ってるのか全然わかんないよ。英会話できたらなあ」所詮噂は噂でしかありません。 バイ(2)リンガルどころか「1.2リンガル」程度でした。

 そこで某日、僕たちは市が尾駅そばにある「iCAT-IT英語教室」にお邪魔することにしました。ここは、英語とパソコンを併用した全く新しいタイプの教室です。

 主に小中学生をメインに教えている教室(もちろん社会人の方もOK)で、この日は小学4年生の元気な女の子3人が授業を受けるそうです。そこに與口が飛び入り参加。臨時とはいえ、小学生と一緒に学ぶのだから、これからは「宏(こう)ちゃん三九歳」と呼ばしてもらいます。こうちゃん、頑張ってね。

 まず、最初にこうちゃんのレベルがどの程度なのか、対面式の会話で判定します。

 今回の教師の峯慎一先生は、海外在住合計二十三年、オレゴン大学で教鞭をとり、現在明治大学、東洋大学で初級英語とビジネス英語を教えているそうで、また以前大手英会話教室の講師専門の面接官を務めていた経験もあり、会話をするだけでその人のレベルがわかるそうです。

 結果は…、こうちゃんのレベルは中の上クラスだそうです。聞き取りはイマイチでも、発音がとてもいいとのこと。洋楽を聴いてきたおかげでしょうか、1.5リンガルに昇格です。

 先生曰く、洋楽を聴くことで耳が鍛えられ、発音が良くなるそうで、英語を学ぶ時にはかなりのアドバンテージになるとのこと。しかし、ハードロックは、詩の内容が悪い場合もあり、できればジャズやカーペンターズが好ましいそうです。特にカーペンターズが先生のおすすめ。発音がとてもきれいなんですって。

 先生はカーペンターズファンなのかもしれません。

 いよいよ授業の始まりです。子どもたちは少し緊張気味です。それ以上に緊張しているのがこうちゃん三九歳。なぜならここでは、授業での会話は半分英語を使うからです。

「英語を聞き取る耳が重要ですからね」

 案の定ここで、こうちゃんが壁にぶつかりました。女の子たち(推定十歳)は先生の英語の指示を理解できますが、こうちゃん(確定三九歳)にはできません。やっぱり、自称1.5リンガル(「自称じゃないだろう、おまえが勝手につけたんだろう!」)では無理がありました。聞けばこの女の子たち、通ってまだ1年位とのことです。やっぱり子どもは、飲み込みが早いですよね。

 そしていよいよ、この教室の特徴であるパソコンを使った英会話教室の始まりです。まずモニターを見ながらの「ピクチャーディクショナリー」これはモニター上のイラストと単語を組み合わせるという物で、例えば、桃のイラストにpeachという単語を持って来ると正解という感じです。

 効果音もアニメーションも、子どもが楽しく学べるように工夫されています。子どもに返ったこうちゃん三九歳も「これ、はまるわ」とご機嫌の様子。

 パソコンを使っての学習のメリットは、まず発音が繰り返し学べるということです。これはPhonics(フォニックス)という正確な読み方と発音を学べる学習法を導入しているからで、日本ではまだ導入しているところが少ないということです。

 小学生の女の子とも打ち解けはじめ、こうちゃんもだいぶ調子が出てきたところで、今度は対話形式の授業です。

 これは先生と対話することにより、わからない単語等があった場合は、すぐにパソコンを使い、Web上の専用ページで単語の意味を調べるというものです。ここでもこうちゃんが、仲間はずれです。聞けば、パソコンが全然使えないとのこと。あーあ、僕は人選を間違えましたかね。

 そこで、急遽タイピングの練習です。このタイピングソフトは、オレゴン大学のクレイグ・ヒックマン教授の協力で開発したそうで、5歳以上でしたら半年でマスターできるそうです。一見、英会話とは無関係のようですが、ちゃんと意味があります。

 まずタイピングすることでスペルを覚えるという効果があります。またパソコンをちゃんと扱えるようになれば、インターネットの専用ページにログインして、自宅での復習が可能になります。また希望者は、Webカメラを通して、アメリカからの直接の授業も、受けられるんだそうです。

「本来教師の役割はコーチをすることなんですね。生徒さんが『学び方を学ぶ』そのサポートをして、自分から学ぶ喜びを味わって欲しいんです」パソコンやインターネットは、そのツールとして最適なんでしょうね。

 コンピュータやインターネットを効率的に応用した英語教育を、二十年前から実践されているという峯先生、このあたりがiCAT-IT英語教室の真骨頂なのでしょうか。

 こうちゃん三九歳の体験授業はここまです。少しは「リンガル度(?)」があがったかな。

「日本の子どもたちに英語を好きになって欲しい、英語をツールとして考え、パソコンを通して興味を持ってもらえれば、可能性は無限に広がるから」これが峯先生の夢だそうです。

 そうですよね、日本語のサイトは世界のサイトの数パーセントだといいます。英語を学んだら、もっともっと可能性が広がりますよね。さぁー僕も英会話を学ぼうかな! 

                                             (井 口)
 

「iCAT-IT英語教室」

青葉区市ヶ尾町1153-4-403

問い合わせ .045-973-4466

http://www.icat-it.com/
 


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