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もえぎ野店の仲間といいます。「ニューひろたりあん」の栄えある最初の特集記事を担当させていただくことになりました。
今回僕がご紹介するのは、みたけ台にある児童野外活動センター『こどもの杜(もり)』です。
ホールであそぼう
幼児のための野外保育施設は京都、富山、北九州、熊本、そして神奈川県と、全国にたった五つしかありません。
その貴重な野外保育施設が、じつは、わが青葉区にあったのです。
知ってましたか?
場所は、開設当時の理事長がヘリコプターを使って、いくつかの候補地の中から「ここだ!」と決められた鶴見川のほとり。ちょっとわかりづらいですが、中里学園とみたけ台中学校に挟まれた森の中にあります。
青葉区の幼稚園児や小学校に通っているお子さんなら、遠足で行かれたことがあるんじゃないかな〜。
じつは、青葉区だけじゃなく、神奈川県内各地の保育園や幼稚園のこどもたちも、ここに泊りがけで遊びに来ているのです。取材に訪れたこの日も、大船の保育園児たちが遊びに来ていました。
屋内のホールは、八角形のドーム型という珍しい建物。一階の真ん中は広いプレイルーム(遊戯室)になっています。
玄関の右手に図書室。その隣はステージ(舞台)と、プレイルームの周りをぐるっと取り囲むように、
いくつかの部屋がありました。広いステージは園児たちのお遊戯の発表会や施設のクリスマス会など、さまざまな催しに使われています。
プールで泳ごう
ステージ横は男女別のトイレです。男子トイレを覗いて、思わず微笑んでしまいました。デパートなどのトイレの隅にある小さな子ども用の便器。あの小さな子どもサイズが三つ並んでいるのです。その便器の前に立ってみると、思わず身長が二倍に…巨人になった気分を味わえます…って、そんな気分必要ないですね。失礼しました。次に行きます。
トイレの横には脱衣所がありました。その隣がシャワー室。そうです、館内に隣接して温水プールがあるのです。許しをもらって覗いてみると、園児たちが、元気に水遊びを楽しんでいました。
「オジサンも入れば〜」
子どもたちから優しいお誘いが…。
「オ、オジサンじゃないんだけど…」
でも、うだるような連日の猛暑にしおれかけた心と体。
「入っちゃおうかな〜」と答えると…。
「だめーっ!」というなり、キャッキャッと笑いながら、水をかけられてしまいました。顔にかかった、その水しぶきだけでも、なんだか嬉しい…今年の夏。
「ちょ、ちょっと待って」びしょ濡れにならないうちに退散です。
お泊りしよう
プールとシャワー室の隣には、食堂を兼ねた集会室がありました。ちゃんと調理室も付いています。宿泊した子どもたちには、朝・昼・夜とセンターの調理スタッフの方が食事を作って用意してくれるそうです。
二階は吹き抜けになっていて、一階と同じように、その回りには保育室が並んでいました。保育室には布団が用意してあります。児童100名、保育士または指導員の方は9名まで泊まることができます。(送迎バス有り。有料)
親元を離れ、初めてのお泊りをする園児たちには、家が恋しくならないように「お泊り」という言葉は言わないようにしているそうです。
でも、楽しく遊んで疲れきった子どもたちはそのまま眠ってしまい、気が付いたら朝〜!それほど、ここでの体験が楽しいという証拠ですね。
動物とふれあおう
今度は野外の施設を見てみましょう。野外は自然の地形がそのまま活かされて、その段差ごとに一階、二階、三階と呼ばれていました。
一階は「どうぶつひろば」です。そこへ向かう途中、ムクロジの樹がありました。
「この樹の果皮は石鹸になるんですよ。中の黒いタネは硬いでしょ?これは羽子板の羽根のオモリになるんですよ」と、こどもの杜のお母さん(反町さん)が果実を拾って見せてくれました。
「へぇ〜知らなかったぁ」こんなふうに樹木や花のことを学べるのも、まわりに自然があふれているからですね。勉強になりました。

「どうぶつひろば」には、アヒルにウサギにモルモット、クジャクまでいました。ウサギやモルモットは抱っこしたり、エサを与えたりして、じかに動物たちとふれあうことができます。
この「どうぶつひろば」の一番の人気者といったら、なんといってもポニーのココちゃんです。10時半から11時までの30分は、ココちゃんに乗って遊ぶことができます。(乗馬…一回、157円。幼児のみ)
センターがオープンした時からココにいるというココちゃん。まっ白な毛並みの美しさからは想像できませんが、なんと今年
24才(人間なら八十歳くらい)だそうです。
「こどもの杜」の歴史と一緒に歩んできたんですねぇ。その背中には、いったい何人のお子さんを乗せたことでしょう。最初の頃に乗った子どもたちは、もうお父さんお母さんですね。
自然の中でのびのびと
坂道を上って二階に向かいます。ここは「アスレチックひろば」。ブランコに滑り台、ジャングルジム…そしてスペースシャトルの形をしたアスレチック遊具が並んでいました。森に囲まれた自然の中でのびのびと遊ぶことができる広場です。
階段を上った三階は「ふれあいひろば」です。メリー、モモ、ハニー、三頭のヤギが待っていてくれました。ここの動物たちは、どの子もよく人に慣れています。
ヤギの隣にはインコの鳥小屋がありました。太い竹で出来た巣箱は、センターの皆さんの手作りだそうです。
三階には野外炊事場もありました。薪を使って竈(かまど)で炊事をしたり、バーベキューを楽しんだりできますね。
イベントもあるよ!
春はたけのこ掘り、夏は七夕、金魚つかみ、キャンドルファイヤー、秋は音楽会、冬は餅つきなどなど、一年中楽しいイベントも行われています。(じつは、僕もときどきお手伝いさせていただいているんですよ)
こんなに近くて、こんなに自然がいっぱいで、こんなに遊ぶ道具もイベントもいっぱいあって、それでなんと入場料は、大人
52円、こども31円。今どきありえません!
宿泊利用(小学校三年生まで)は団体利用がなければ、年末年始とお盆以外はいつでも大丈夫。
屋内プールと動物とのふれあいは、一年中楽しめますよ。
とっても身近な「こどもの楽園」ぜひ一度遊びにきてみてください。
仲間

『
児童野外活動センター・こどもの杜』
青葉区みたけ台26-17
問合せ п@045-972-7700 |