■ひろたりあん通信バックナンバー
▼2009年3月号
夢の吹く丘 〜都筑の丘のすばらしき人々〜
マンガ イラストレーター
 高嶋 美香子 さん


『泣いた!笑った!中学受験ラストスパート、一年間の体験記』。現在人気ホームページの教育部門で、なんと第4位にランキングされていました。

オタクでよかった♪
「娘が去年の春、中一になったんですよ。終わってみると、その独特な世界が面白すぎたので、忘れないうちに、って急いでホームページを作ったんです。夏休みの間に作って、公開したのが九月。六年生から中学受験に向けての一年間のドタバタをエッセーとイラストでまとめたんです」

 中学受験を控えているお母さん、小学生のお子さんを持っているお母さん、お役立ち情報もあるので、ぜひ一度ご覧になってください。

 主婦業のかたわら、イラストやマンガ制作の仕事もされている高島美香子さん。数年前「出没!アド街ック天国」に奥様アーティストのお一人として出演されました。

「若い頃、仕事が遅くなって夜中に帰ってくると、それこそ頭がハイになっているんですね。興奮状態で寝られない時に、寝る前に一時間位毎日マンガを描いていたんですよ。そうしたら、自分自身に戻るんです。子育てしていた時は自分の時間が無いので、赤ちゃんが寝ている間に、ちょっと描くんです。するとアイデンティティを保てるんですよね。すごく助かりました。オタクで良かったと思いましたよ(笑)」 

 お子さんが小学校に入学し、手が離れた頃、描きためた本と原稿を出版社に持ち込んだそうです。

「そこでアドバイスをもらい、自分の弱いところが自分でも見えてきたので、シナリオの勉強をしようと思って、原作のプロの先生のところに弟子入りして、お話の作り方とか、見せ方の勉強をしました」

 現在、時代物を中心に絵本や挿絵、ドラマの絵コンテなど、主婦の片手間といいながらも、幅広いジャンルを手掛けられています。

 ウェブ漫画では、戦時中に実際にあった『桜花』と呼ばれる特攻用のロケット航空機にまつわる物語を、昨年は葛飾区の東京商工会議所が発行した「町工場物語」という冊子でメッキ工場やセルロイド工場の様子を描いたマンガを描かれました。

「絵空事のスーパーヒーローが活躍するものより、実在する地道な登場人物のほうが好きですね。生活の中に残っているもの、例えばコップとか。何て事のないものを、どういう人が作ったり関わったのかということに燃えるんですよね〜。街道もそうですよね。毎日、住んでいる人が普通に使っていて、普通に拝んだお地蔵さんがそこに残っていることに温かみと有り難さを感じるんです」

「まっぴい」の名付け親
 特集記事の「まっぴい・青葉の街」、じつは「まっぴい」という名前の名付け親は高嶋さんなのです。

「アパレル(レナウン)で5年、結婚した後は出版社(学研)に5年、とにかく仕事人間、仕事大好きだったんですよ。でも、子どもができて少し安静にしていなければいけなくなって、仕事をスパッと辞めちゃったんですね。それから出産まで半年以上、仕事が無いから、毎日が虚ろな状態で、ぼぉーっとしちゃってましたね」

 そんな時、たまたま目に留まったのが青葉区の広報誌、「地図を作ろう」という文字でした。

「何気にその講座に参加したら、『まっぴい』の土台である地図を作るサークルだったんです。『まっぴい』には、自然や歴史、そして生活関係のグループがあって、出産を控えた自分には、まさにピッタリだったんですね。臨月の出産間際まで、ずーっと『まっぴい』、お腹が大きくなってきて歩けない時は車で大山街道を少しずつ回りました(笑)」

 その時に作った地図は、今も修正を加えられながら使われています。ここ数年は、冒頭の事情などで活動をお休みしていました。

「久々に定例会に参加したんですけど、空気感が全然変わっていないですね。いろんなサークルの方から、『まっぴい』はとにかく雰囲気がいいね、って言ってもらえるんですけど、やはり秦さんや近藤さんのお人柄がすごく大きいと思うし、皆さんがいい感じの大人の遊び心と優しさ、子どものようなというと失礼ですけど、好奇心に溢れているんです」

「まっぴい」復帰ついでと言ってはなんですが…、私が世話役をしている「あおば紙芝居一座」の作画も手伝ってもらえないでしょうか?

「地域のそういった活動には、前々から関わりたいと思っていたんです。ぜひお手伝いさせてください。じつは、剱神社の話も描きたいなと思っていたんですよ」

 おお、なんと心強い!これで紙芝居のクオリティがぐんと上がるはず。今後とも、ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。
                                高丸

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