■ひろたりあん通信バックナンバー
▼2009年4月号
わが街 今昔 
■青葉区荏田町 荏田宿(大正13年頃)  

 荏田宿にあった老舗呉服店『現金屋』さんの店頭です。

 矢倉沢往還(大山街道)を江戸から来て、早渕川と布川が合流するあたりから荏田宿(下宿)に入って右手二件目にありました。  荏田宿は幕末期(文久3年頃)、旅籠、豆腐屋、足袋屋、薬屋など35軒が軒を連ねていました。当時『現金屋』さんは、金融業を営む傍ら古着なども扱っていたそうです。  二度の大火をしのいだものの、昭和51年の台風17号で早渕川が氾濫した際には、現金屋さんの店も浸水の被害に遭い、移転したのが現在の場所(荏田町428-7)。
 現金屋さんの土蔵からは、文政5年(1822年)に描かれたという谷文晁の屏風絵が見つかっています。

 300年以上続く老舗の呉服店は、今も健在です(右側写真・左下)。  

移転前の現金屋呉服店、現在のJA横浜・荏田支店前(平成21年4月)  
写真提供 荏田町 小泉さん(現金屋呉服店)  


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