■ひろたりあん通信バックナンバー

▼2010年1月号

あなたに代わって習い事教室 ひろたりあん手習い騒動記

51回「ボイストレーニング」騒動の巻
『Funny Company Chee-Boo』

 「最近、どうも伸びなくなったんだよな〜」と、宮澤さんが隣でぼやいています。
「髪の毛ですか?」と、思わず言っちゃいました。

「ア、アホ、声だよ、声。髪の毛は伸びないんじゃなくて、生えない…て、余計なこと言わすな」

「あ、声ですか。高音が出ないってことですね」

「そう。ヒダノさんのインタビュー(夢吹く・十一月号)のあと、カラオケに行って『人間の証明のテーマ』(歌・ジョー山中)を歌ってみたんだけど、マーイ、ハット、フロム、ミー、イェ〜の、イェ〜っていうところがキビシイんだよ」

「すごいですね、英語じゃないですか?」

「自慢じゃないが、英語で全曲歌えるのはそれだけだ」

「じゃあ、今月の手習い騒動記は、ボイストレーニングにしませんか?取材も兼ねて、一石二鳥ですよ」

「お、それはいいね。歌なら疲れることもないからね。上野君、すぐ手配して!」

 ということで、手習い騒動記に宮澤さんを引っ張り出すことに成功しました。隣で大塚さんが、ほくそ笑んでいたことも書き加えておきます。

ラジオ体操から
「じゃあ、ラジオ体操を第一から始めます」

 宮前平にある貸しスタジオに、ジャズヴォーカリストの熊倉由美先生をお招きして、ボイストレーニングは始まりました。由美先生は、ライブ活動のかたわら、ボイトレの講師もされています。

いきなりのラジオ体操に目を白黒させながらも、必死に身体を動かす宮澤さん。

「あれっ、どうだったっけ?」と首をひねってますが、手と足がバラバラです。

「だって、30年以上やってないんだぜ」と苦しい言い訳。

「あはは、第二までやると、けっこういい運動になるんですよ」

「えっ、第二もやるんですか?」

「とにかく体を動かすことが大切なんです。外を走らせる先生もいるそうですよ」

 第一が終わって、ハァーハァー言ってる宮澤さん。始める前にこんなに疲れて大丈夫? と思ってしまうほど心配になりましたが、だてに歩いてないですね、第二は余裕でした。それに第一より第二の方が上手い気がします。

「なぜか、第二は覚えてんだよね〜」の言葉に、先生と二人「なんでー?」と、ハモってしまいました。

腹式呼吸
「スッスッスッスッー、ちょっと私の背中さわって頂きたいんですけど。分かります?」と先生。

 ここは宮澤さんではなく、私がさわらせてもらいました。

「おお!」お腹と背中が一緒にポッて膨らむ感じ。え〜、背中なんて膨らむんだ。今まで、お腹が膨らむもんだと思ってました。

「なるほど、そうか。スッスッスッスッーーどう、背中膨らんでる?」と宮澤さんも真似してみます。

 元々、全体が膨らんでいるから、よくわかりません。

「じゃあ、ちょっと宮澤さん、椅子に座って、足を上げてみて下さい。軽く。そのまま今度は声出して話して下さい」

「えっ、何を話せばいいですか?」

「大きい声で、世間話でもいいんです」

「あ、今度市ヶ尾に移動販売の弁当屋さんが出来るんだって…、しかも…一個…三五〇円均イツッッ…雷べんと〜う」

「大丈夫ですか? 宮澤さん」

「はい、大丈夫です。でもきついですね」

「でも、これで腹式呼吸になっているんですよ。カラオケ歌うときって1時間、2時間歌うじゃないですか」

「歌う歌う、もっと歌う。最高七時間歌った」

「あはは、そのときにこれで歌うんですよ。自然に腹式呼吸になっているっていうのが目標です」

 七時間は無理ですけど、一時間くらいなら何とかなりそうです。

 身体を使ったあとは、音域がどこからどこまであるのかを調べます。まず、自分に合ったキーを探すのが大事だそうです。キーボードで先生が音を出して、それに合わせて「あ・え・い・お・う〜」と発声します。

「あえいおう〜」なかなか上手く合わせられません。

「口の形は変えても、音は変えないで」

 歌が上手い人ほど、ボイトレで挫けて、自分のできなさに落ち込んでしまうんだそうです。

 歌に自信のあった宮澤さんも、ちょっとへこんでいます。半音ずつ上げたり下げたり、丁寧に繰り返しているうちに、だんだん合ってきたようです。

「この上下の音域は鍛えればもっと広がっていきますから、歌う曲によっては、もっと高い音や低い音も宮澤さんはたぶん出してるはずですよ」

「出てます。いや、出してます」と、すぐに自信を取り戻すのは、B型の典型ですね。

 かつては、お芝居や声優もされていた熊倉先生、歌だけでなく、人前での話し方や紙芝居などでの声の出し方も教えてもらいました。

 大きな声を出す時は、怒鳴るのではなく、遠くにいる人を呼ぶ感じで、紙芝居の時は、演技なのでその役になりきることが大事だということ。勉強になりました。

 個人差は、楽器の違いと同じ。その人に合ったボイトレがあります。声もトレーニング次第で、音域の幅も広がったり、滑舌も改善されるんだと思ったら、私も練習してみようかな、と真剣に考えてしまいました。

 椅子を使っての腹式呼吸は、会社でもできるので早速やってみたいと思います。体にもいいし、この鼻声も少しは良くなるかな(笑)

 熊倉先生は、出張指導もしてくださるそうです。

 徒歩圏内だったら、1時間2000円。自宅にピアノやキーボードがない場合は、先生が持参していただけます。

 自然な発声法、腹式呼吸、ハモリ練習など希望に合せて、個人からグループまでレッスンを受け付けています。カラオケを上達させたい方、プロを目指している方、一度体験してみてはいかがでしょうか。

 (上 野)

風のピアニスト渡辺かづきさんアレンジの

熊倉由美さん最新アルバム『Believe』

五名様にプレゼントいたします。

1)Killing Me Softly With His Song

2)The Lady Wants To Know

3)What's New?

4)Tonight,I Celebrate My Love

5)Ev'ry Time We Say Good-bye

6)If I Believed

ヴォーカル:熊倉由美   アレンジ・ピアノ:渡辺かづき

ベース:国分航一   パーカッション:栗山豊二

サックス:平栗康夫   ヴォーカル:SATO

 氏名、年令、住所、電話番号、『Believe』希望と明記の上

 hirotarian@b06.itscom.net まで、ご応募ください。

私の愛をメロディに託して。 Believe

 

『Funny Company Chee-Boo』

Tel/Fax.044-861-1075

HP:http://naks.biz/kuma/
 


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