| ■ひろたりあん通信バックナンバー |
| ▼2010年4月号 |
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■西洋料理の店 『ル・ポティロン』![]() 「たまには付き合いなさいよ」 とある休日のお昼どき、妻に連れられて私は、あざみ野駅近くの西洋料理の看板の下に立っていました。 『ル・ポティロン』は、「ポーランド日本大使公邸の料理長だったそうよ」という西川シェフが8年前に開いたお店。 シェフは有名フレンチレストランで、シェフやパティシエの修行もされたそうです。 「でも、お値段も含めて全然気取らないお店なの」だから、たまにはランチをご馳走してね、ということみたいです(笑)。 ランチメニューは3つ。多くの方が【シェフのおすすめプレートコース 1650円】を注文するそうです。「本来ならフルコースのメニューを、一枚のお皿にギュッと詰め込んだ」のがこのコースプレート(メニューは月変わり)で、多くの料理を少しずつ低価格で味わってもらいたいというシェフの思いがこもっています。 確かにこの値段なら、私の財布もさほどのダメージは受けません。 妻がテーブルの小さなメモに気がつきました。 「当店シェフ一人です。お連れ様と料理注文が異なりますと時間がかかります。あらかじめご理解いただきご注文お願いいたします。シェフ」良心的ですね。もちろん合理的な思考の持ち主の妻は「あたしも同じもので」とのこと。 まずカボチャのポタージュと自家製のパン。種も入っているカボチャのパンは、カボチャの風味がしっかりと封じ込められています。 ほうれん草と春菊のパンは、春菊の香りとかすかな苦みが新鮮で、なんとなく春を感じます。 カボチャを使ったものが重なっていますが、カボチャはお店のシンボルマーク、店名のポティロンとは、フランス語でカボチャのことだそうです。納得。 さあ、プレートが運ばれてきました。【新人参のスフレ】【春野菜のサフランのゼリー寄せ】【十五種類の雑穀入りドライトマトのリゾット】【鮮魚の春キャベツ包み桜入りクリームソース】【岩手県若鶏のレモン焼レモンバターソース】【グリーンサラダ】なるほど、フルコースメニューです。 サラダは「黒ごまのドレッシング」でどうぞ。 一つひとつ食べ進むと素直に美味しい。素材の味を生かした、一見何気ない料理に見えるのに、いつしか幸せなストーリーをたどりつつ完結していく…そんな感覚を味わいました。 西川シェフの経験と技術には、そんな懐ろの深さがあります。「毎日市場に出向いて、素材を吟味しているんですよ」そんな料理人としての「良心」が加われば…、言わずもがなですよね。 食後に自家製ケーキ。カクテルグラスに盛り付けられて、ケーキというよりパフェのようです。そしてコーヒー(または紅茶)を楽しめば、妻と私の、真昼の幸せなストーリーは幕をおろします。 詳しくはウェブで「ル・ポティロン」と検索しましょう。
「『ル・ポティロン』 青葉区新石川1-6-7 tel. 045-903-0388
営業 昼 11:30〜15:00(日祝12:00〜) |