■ひろたりあん通信バックナンバー
▼2010年8月号
夢の吹く丘 〜都筑の丘のすばらしき人々〜
歌手・タレント  武藤 愛莉 さん

健気な演技
 「ごめんなさい。覚えてません」

 そのひと言がオジサン(私)の胸を突いた。礼儀正しさもさることながら、正直な気持ちをはっきりと伝える素直さに感動。心が洗われた。

  半月ほど前、行きつけのお寿司屋さんで偶然隣の席になった。お母さんと一緒に来ていた彼女と言葉を交わしたのは、たぶんひと言か二言。「覚えている?」って聞くほうがどうかしてる。

 だけど、私は覚えていた。ひと目会った瞬間、キラリと光り輝くナニかを確かに感じた。その第一印象が間違っていないことは話してみてすぐに分かった。

 現在小学校四年生の武藤愛利ちゃん、じつは、小学生アイドルユニット「MAHARI GIRL'S(マハリーガールズ)」に所属、歌やダンスで各地のイベント会場を沸かす人気者だったのである。

「三歳の頃からバレエを習っていたので、人前で踊ったりするのは好きです。目立ちたがりっていうのもあるんですけど…(笑)人を喜ばせたり、笑わせたりするのが好きで、みんなの笑顔を見ると嬉しくなっちゃう」

 子役として、ドラマや映画にも出演されている。NHKの時代劇『陽炎の辻2』では、宇梶剛士さんの娘(秋世)役で出演、ご覧になった方も多いのでは。

 そのドラマのスタッフの方からは、「カメラが回っていない時でも、一生懸命演技をしている」と褒められたそうだ。その姿があまりにも健気だからと、カメラマンがついつい撮影してしまったとか。

「私、いつ撮影されているか聞いていなかったから、分かんなくて、ずっと演技してたの…」というオチに大爆笑。

 それでも緊張感を持続させながら、自分なりに演技を続けるとは、できることじゃありません。

 愛莉ちゃんは。6歳のときに、荒川良々さん主演映画『全然大丈夫』で銀幕デビューも果たしている。

「初めてですから…緊張しました。どうやればいいのか分かんなくて、とりあえずやってみよう。で、やってみたんです」

「赤い顔の人…?」という、たった一言の台詞だが、主演の木村佳乃さんから、その感性の豊かさを絶賛されたそうだ。

 努力して頑張っている人、個性的な魅力も持った女優さんが好きだという愛莉ちゃん。

 目標とする女優さんをお聞きすると「泉ピン子さん」という答えが返ってきた。

「ピン子さんは、最初はお笑い芸人だったんだけど、(芸の幅)を広げていって、女優さんとして成功したから。私もダンスや歌から、広げていければと思ってます]

 チャンスがあれば何にでもチャレンジしたいという愛莉ちゃん。好きなドラマは?と訊くと

「『相棒』みたいに最初に犯人がわかってしまうものより、犯人が最後まで分からなくてハラハラする二時間ドラマが好きです。船越英一郎さんとは、ぜひ共演してみたい」とのこと。

 サスペンスドラマのスタッフの皆さん、娘役での起用をぜひ考えてみて下さい。お願いします。

エンターテイナーの資質
 今年の『たまプラーザの夏まつり』に「MAHARI GIRL'S」が出演し、可憐で初々しいダンスと歌を地元で初めて披露した。

 夕方というお客さんが帰りかける時間にも関わらず、客席は一杯。大きなカメラを持って、遠くから駆けつけた熱狂的なファンの姿も見かけられた。

 そんな客席の中で、異彩を放つ大きな体。MAHARIのダンスをジッと見守る優しい瞳。

 その円らな瞳は愛莉ちゃんそっくり。それもそのはず、「日本マット界の至宝」「平成のミスター・プロレス」、全日本プロレス代表取締役社長・武藤敬司さん。そう、愛莉ちゃんのお父さんだ。

 似ているのは瞳だけじゃない。生まれ持ったエンターテイナーの資質も、間違いなくお父さん譲り。

「和田アキ子さんは、背が高いじゃないですか。私もお父さんの子供の頃より高いんですよ、すでに。(笑) アッコさんはそれを自分の個性にして、今でも芸能界(の第一線)で活躍しているところがすごいなって、私もあんなふうに活躍ができたらいいなぁと憧れます」

 自分のスタンス、目標とすべき道を自分なりに見据えて生きていることに、「こりゃ第一印象を超えているぞ」という確信をもった。

 

 それと同時に、のほほんと漫画ばかり読んで過ごしていた、自分の小学生時代がなんだか恥ずかしくなってきた。

  

「応援してくれるファンのためにも頑張んなきゃいけないし、(MAHARI GIRL'Sの)新メンバーに二年生の子が入ったから、負けないように頑張らなきゃいけない」

 夢を追いかけるだけじゃなく、今なにをやらなきゃいけないか?ということも忘れていません。

「MAHARI GIRL'Sは、楽しくって、元気になれる明るい曲がいっぱいで、新曲もどんどん出していくので、みなさん応援お願いいたします

 私が好きなのは「やさいのうた」。歌詞も覚えやすくて、ダンスも軽快。地域の「農協まつり」にかけたらピッタリなんだけどなぁ♪と、思わずプロデューサーの気持ちになっていた。

 MAHARI GIRL'S は、イベント等オファーがあれば飛んでいくそうです。

 問合せは

「ひろたりあん通信編集部・宮澤」

 hirotarian@b06.itscom.net  でも受け付けています。

 HP http://www.is-field.com/maharigirls/
 

高丸


ブログ…歴史探偵…大いに笑う』 回転中

歴史探偵・高丸の思いつくままの漫筆、雑筆
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