■ひろたりあん通信バックナンバー
▼2012年12月号
わが街 今昔 
■都筑区中川六、七丁目 平成5年(1993年)

 横浜市営地下鉄ブルーライン(新横浜駅⇔あざみ野駅間・3号線)が開通した平成5年の写真です。開業当時、センター北駅の周辺は原っぱの空き地ばかりで、ほとんど民家はありませんでした。 

 駅西側、区役所通りのオープンしたレストラン『すかいらーく』(現在はガスト)と、その裏に建つ緑色の屋根の『慈眼寺』が方角を知る唯一の目印。このお寺とその隣の二軒の住宅は現在も変わっていません。

 中央やや右
寄り、毎年初詣客で賑わう『大棚中川杉山神社』は、この時期まだここにはありませんでした。

 じつは、杉山神社はこれまでに3度場所を移動しています。最初の鎮座地は、大棚町477(県道13号と中原街道が交わる勝田橋近くの龍福寺付近)。明治45年1月に、中川町1084(歴博付近)に移り、昭和58年、そのすぐ東の吾妻山(ルララこうほくと線路の間)の仮社殿に遷座しました。現在地に落ち着いたのは平成6年。翌、平成7年10月15日に遷宮式典が行われたのです。

 駅前にモザイクモール(都筑阪急)が開業したのは、この7年後。徐々に駅周辺にはマンションが立ち始め、撮影場所(センター北駅西側交差点角)の更地に「センチュリーハイツ」が建ったのは、この8年後の平成13年。さらに5年後、区役所通りの向こう側、山を削った造成地に巨大コミュニティマンション「センタープレイス」が建設されました。「若い街」というイメージの港北ニュータウンですが、慈眼寺(室町時代後半)や龍福寺(安土桃山時代前半)といった 500年以上の古刹や、9世紀の書物に記録される「杉山神社」など、周辺には貴重な歴史遺産が数多く残されています。

センター北駅西側交差点より杉山神社方面を望む(平成24年)

写真提供 : 藤が丘 トヤマ時計眼鏡店


 

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