■ひろたりあん通信バックナンバー
▼2013年10月号
わが街 今昔 
■青葉区鴨志田町 昭和56年2月

 環状4号線「鴨志田東」交差点から鴨志田町に抜ける道路、その峠付近の高台にある臨済宗のお寺「南慶院」の門前から、たちばな台、若草台方面を写した写真です。
 中央に見える建物は、鴨志田第一小学校。第一小学校は、この写真の二ヶ月後に開校しました。 左手に見える小山は、成合村の鎮守『子ノ(ねの)神社』です。この神社を含む、たちばな台1丁目と2丁目、そして現在の成合町がかつての「成合村」となります。

 南慶院は、歴応元年(1338年)に創建された鎌倉円覚寺の末寺で、北条氏の三つ鱗の家紋からそのことがうかがえます。

 山門を入ったところに、「森政吉先生顕彰碑」と刻まれた大きな石碑あります。大正15年(1926年)に、日本撞球(ビリヤード)協会を設立、日本ビリヤートの普及に努めた、地元鴨志田出身の森政吉氏を功績をたたえる顕彰碑です。

 この写真の数年後、眼下を流れる鴨志田川のほとりに高圧線の鉄塔(鴨志田線、No.30)が建ち、開発のため「子ノ神社」の森も小さくなってしまいました。現在、樹木で隠れてしまい、同じ場所から子ノ神社を拝むことはできません。
 

南慶院(鴨志田町755)より鴨志田第一小学校方面を望む



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