■ひろたりあん通信旅行版
2月23日
   「日帰りスキーツアー カムイ御坂スキー場」
■「森本」使いが荒い?
 今回はスキーツアーです。行き先は因縁の「カムイ御坂スキー場」。昨年は一月下旬に催行したものの、出発した時点で首都圏は大雪。横浜青葉インターからタイヤチェーンを巻く始末となり、厚木インターから先は積雪のため通行止め。結局中止にせざるを得なくなりました。お客様の中にはあまりの無念さのせいか、バスを降りた途端スキーに履き替えて、坂道を滑って帰った方もいたほどです(この辺は坂道が多いので、雪が積もればミニスキー場と化しますが、危険なので、滑るのはやめましょうね)。

 昨年、スキーツアーが中止となり、「これで今日は休めるかな?」と期待していたバカな私は、「森本」使いの荒いイヤミな上司から、会社の屋根に登って雪かきをするように命令されました。「私がのったら、屋根が壊れるかもしれませんよ、それでもいいんですか」「屋根が壊れるくらい、張り切ってやってくれ」と素っ気ない返事。「どのみち、お前と天気の神との不仲さがもたらした雪だから、責任はとりなさい」そう言われると反論できない私は、結局、一日雪と格闘したという、寒い記憶が甦りました。

■たった二時間でゲレンデ
写真  もっとも、苦かろうが、寒かろうが、過去は過去、天性の楽天家である私は、今年も恒例のごとくスキーツアーを催行しました。よく「ひろたりあん旅倶楽部の旅行は平日設定が多いので、定期的に休日にも催行して欲しい」という希望が寄せられますが、その声に応えていかなければ、皆様に愛想を尽かされてしまいますね。前回の花摘みといちご狩り、今回のスキー、次回予定の東京ディズニーシー(四月十四日に催行します)と、バリエーション豊富に企画していきますので、気軽にご参加ください。

 バスは各配車場所からお客様をご案内した後、中央道をひた走り、一宮御坂ICで降りました。スキー場が近づき、初めて参加されたお客様から「この辺りは全然雪が積もっていないけどスキーはできるの?」と尋ねられ「人工雪ですから大丈夫」と自信をもって返答しました。十台以上のスノーガンやファンの設備が、首都圏からの日帰りスキーを実現させているのです。そして出発からたったの二時間で、山梨県御坂町にある「カムイ御坂スキー場」に到着しました。宿泊の必要もなく、朝出発でも一日十分楽しめるスキー場として、首都圏からマイカーで来る方も多いようです。

 実際スキー場といっても、スノーボードを楽しむ若者が多く見えました。ゲレンデでは一部スノーボードの滑走規制があるのですが、それでも圧倒的にスノーボードの方が人気があるようです。スキーヤーとスノーボーダーの呉越同舟だと衝突事故が多いので、ドキドキしながら控え室で待機していました。救急車のサイレンみたいな音が鳴るたびに「もしや私どものお客様では…」と不安がよぎったのですが、余計なお世話だったようです、ほっ。

■体格の不自由な人って?
 えっ森本さんはスキーをやらなかったの?ですって。私はお客様の安全を管理する立場ですので、とてものんきに滑っていられる心境にはなりません。「お前みたいな『体格の不自由な人』(どんな人だ?)が滑ったら、その重みで加速がつきすぎて、重大事故につながるから、慎めよ!」と上司に釘をさされてもいましたし…。

写真■ナンパも仕事です
 そろそろ帰り支度を始めた夕方、バスの目の前に一台のラジオ中継車が停まりました。興味本位でラジオをかけると、地元のラジオ番組の生中継でした。若い女性(推定二十代前半)三人のレポーターが「今カムイ御坂スキー場に来ています。横浜からスキーツアーも来ていて大変多くの人で賑わっています」と実況中継。彼女たちは「カップルが多くてうらやましいなあ。ラジオを聞いている皆さん、私たちナンパされるのを待ってまーす」と言っていたので、「ヒマだからナンパでもしようか」と運転手さんと私が、真っ先に名乗りをあげました。ところが、私たちが接近するのを察するや否や、彼女たちは、一目散に中継車に乗り込み、スキー場をあとにしました。「なんだよー。ナンパされるのを楽しみにしているって言ってたじゃないか」とまたもやナンパは失敗。

 「森本さんいい年してナンパばっかりして」とご批判の声もあるかと思いますが、スキーもできないで、ただ待機しているだけでは旅行記は成立しません。恥をさらしてネタ作りをするのも結構大変なんです。ナンパも私の仕事の一環だということを、どうぞご理解くださいね。

                                       (森 本)
▼2002・1・23,1・26へ

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