■ひろたりあん通信旅行版
2月13日・2月15日・2月17日
     「河津さくらまつりと熱海梅園梅まつり・いちご狩り食べ放題」
■なんと孤独な私
 相変わらず寒い日々が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。不覚にも風邪をひいてしまい「鬼の霍乱」などと愛情のかけらもないような言葉で、揶揄された私でしたが、ようやくいつもの私に戻りました。それにしても、私をダウンに追い込んだ今年の風邪はあなどれません、皆様も気をつけてくださいね。

 さて、世の中あたかも冬の時代、しかも季節も冬、旅行業界は氷点下の冷え込みに震えております。そんな中で、一足早い春を迎えに行こうという企画はいかがでしょうか。毎年の定番ではありますが、伊豆方面の花めぐり「河津さくらまつりと熱海梅園梅まつり・いちご狩り食べ放題」をご案内しました。しかし、冬でしか味わえない魅力がいっぱいあるにも関わらず、応募される方が少ないのです。理由は一言「寒い」。単に観光地が寒いと思っているだけなのか、懐具合が寒いのか、よく分かりませんが、冬眠している熊のように、ただ黙って春を待つわけにもいきません。イヤミな上司も「寒さを忘れるような、魅力のある旅行を企画するのが、おまえの仕事だ」と厳しい言葉を浴びせるだけで「ぜひご教授を、私にアイデアをください」とお願いしても「立派な添乗員になりたいんだろう?だったらもっと苦しみなさい」と、もっともらしい理屈をつけて逃げるのが、上司の常套手段なのです。「なんだと?常套手段だと?おれの場合には『上等』手段と言え」「はぁ」・・・孤独な私です。

■あれは悪夢だったの?
 催行日当日はお天気に恵まれ、バスは東名道、小田原厚木道路をひた走り、まずは熱海梅園へ向かいました。「真鶴道路付近は渋滞しそうなので、山側を通っていきましょう」と箱根新道を登り、富士山芦ノ湖の眺望がばっちりのルート、更に十国峠から見る富士山は絶景の一言。「こんなに素晴らしいお天気にも恵まれて最高だわ」と嬉しいお言葉をいただきました。

写真  しかし、河津桜観賞といったら毎年踏んだり蹴ったりの記憶しかありません。思い起こせば、去年は例年より二週間も早く、バス八台も連ねた盛況ぶりにも関わらず、結局葉桜観賞しにわざわざ南伊豆まで行ったようなもので、お天気も雨。さらに思い起こせば、一昨年は大雨にたたられ、「あったか伊豆半島」と広告を出したのに、気温が低く寒い思いをしながらのバスツアー。河津桜以外の花(梅や椿)からは総スカン(花が散ってしまった)状態。それに比べて今年の好天気、以前「雨男」とイヤミな上司に罵られ、お客様にも罵られたのは、あれは悪夢を見ていたのかもしれません。本当の雨男や雨女は、参加されたお客様の中にいたのではないかと思う今日この頃なのです。

■私のせい?
 熱海梅園で鑑賞した後、週末で渋滞が予想されると思い、信号と渋滞がない伊豆スカイライン経由で、一路河津さくらまつり会場へ。木によっては三分咲きであったり、満開であったりと全体の開花状況は七〜八分先となかなかの見頃。「少し遅めですが、お弁当は桜の木の下で召しあがるのもいいですよ」と今年は胸を張ってご案内できました。

写真  河津桜を堪能し、我々一行は中伊豆にある韮山のいちご狩りセンターへ向かいました。休日のせいか事故渋滞が多く、いちご狩りセンターに到着したのは、もう日暮れの時刻。「ウチのビニールハウスにはナイター施設はないから、早くきてくれないと困るよ」別に私のせいじゃないのに・・・・。

 帰りに「お客さんに分けてあげて」とオーナーが差し出してくれたのは獲れたての大根。三本しかないのでバス車中で抽選会です。「欲しい方いますか」すると手を上げた方はまばら。以前伊勢神宮のバスツアーで、伊勢エビ争奪じゃんけん大会は大変盛り上がったのですが「な〜んだ大根か」と言わんばかりで、バス車中はしらけたムード。別に私のせいじゃないのに・・・。

■お忘れ物にご用心!
 最近お忘れ物が増えてます。忘れ物として多いのが、漬物、そして義理としてご近所に配るはず?だった一箱五百円程度のおまんじゅうのようなお土産です。絶対に忘れないものとしては、多額の現金が入ったお財布、松坂牛や伊勢エビ、アワビなど高価なお土産です(忘れたら処分しますから覚悟してくださいね)。冗談みたいな実話ですが、以前「森本さん、私メガネをなくしちゃったのよ。探してくれる?」とあわてるお客様、ケースからメガネを取り出し、それをかけてご自身のメガネを探していました。そのお客様は「あらやだ、どうしましょう。すっかりボケてしまったわ」気にすることありません、立派な中高年の証です。探し物をしているうちに何を探していたのか忘れてしまった、イヤミな上司の例もあります。お帰りの際は忘れ物のないように、お願いしますね。
                                    (森 本)
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