■ひろたりあん通信旅行版
1999.10.6 7 「焼き松茸5本付昼食と巨峰食べ放題」
kyohou.jpg 「潮来」「河口湖」「上高地」と、自然を堪能する旅行の企画を続けてきた『ひろたりあんバス旅行』、今回は趣向を変えて「食いしん坊が満足できる旅行」をコンセプトに、JTB青葉台支店さんのお知恵を借りての企画が「焼き松茸5本付昼食と巨峰狩り食べ放題」という、いかにも即物的な名称のバス旅行でした。目論見どおりと言いましょうか、やはり食いしん坊はいるもので、2日間で計バス6台の座席が完売しました。

■車内で「○×クイズ」
kiyosato.jpg 旅行当日は10月にもかかわらず、汗ばむほどの陽気で、絶好の行楽日となりました。各経由地を回った後、バスは東名高速、東富士五湖道路、中央高速を順調に走り抜け、一路清里へ向いました。車内で退屈させないようにと、前回より始めたプレゼント付「○×クイズ」を今回も行いました。賞品がかかっているせいか、皆さん気合十分で、車内は歓声、あるいは落胆の声が渦巻き、大いに盛り上がりました。個人的にはテレビの「ウルトラクイズ」のように、たとえば敗者を高速のバス停に順次降ろしていくとかの罰ゲームを採用したいのですが、大切なお客様にそんな残酷な思いをさせるなんて、できませんので、さすがに控えさせていただきました。もし「ウルトラクイズ」のような、地獄のツアーに参加してみたい方、私までご連絡ください、喜んで企画いたします。

■清泉寮でアイスクリーム
seisen.jpg クイズで盛り上がっているうちに、バスは清里に到着。清里の駅前から「清泉寮」にかけての道沿いは、ちょうどコスモスが満開で、風に揺らぐその姿は、私たち一行をお辞儀で出迎えてくれているかのようでした。「清泉寮」の名物はアイスクリームで、ジャージー種の牛乳を原料にしているため、乳脂肪分が多く濃厚な味わいです。清里は曇りがちで、横浜に比べて10度ほど気温が低いにもかかわらず、皆さんはアイスクリーム売り場に行列を作り、中には20分待ちの方もいるほどの大人気。「食いしん坊」の本領発揮というところでしょうか。私も人一倍「食いしん坊」ですが(そんなことは体型を見れば一目瞭然ですって?余計なお世話です)、これが135名も集まると、何か凄まじいものすら感じました(冗談です)。

■松茸は遠きにありて思うもの
matutake.jpg 残念なことに、途中で雨がパラつき、せっかくの「美し森」で、八ヶ岳連峰から南アルプスまでを臨む大パノラマは見ることができませんでしたが、さすが「食いしん坊の皆さん、そんなことは意にも介さず、ただ野辺山での昼食のことで、頭が一杯の様子でした。
 いよいよメインイベント「焼き松茸5本付昼食」です。これぞ役得とばかりに、「松茸」を密かに楽しみにしていた私でしたが、実は初日の旅行の際、お店の方に「廣田さんはこちらへ」と案内された先に、なんということかコンビニ弁当よりもお粗末なお弁当が用意されていました。その時、私の目が潤んでいたとすれば、店内にたちこめる焼き松茸の煙のせいばかりではありません。その日帰社してからの第一声は、この弁当のことで、そのあと何度も繰り返しぼやいたようです。上司はそんな私を憐れんだのか、翌日は松茸の昼食を手配してくれていて、ようやく本懐を遂げることができました。ただ、松茸は想像よりも小さく、「この料金なら仕方ないかしらね」とのお客様のイヤミ(?)に、ただ小さくなっていました。やはり「松茸は遠きにありて思うもの」かもしれません。ふと見ると、食卓の松茸を、恥ずかしげもなく写真に撮っている人がいて「この人松茸は初めてなんだろうな」と思っていたら、それはなんと、当社の同じお世話係の川尻でした。「今後のための資料だ」と言い張りますが、私は疑っています。多分3倍ズームで撮ったんだと思います。

■仕上げはやっぱりワインで
wine.jpg デザートは勝沼での「巨峰狩り」です。なかなか甘く、皆さんにも好評でした。お客様の中にはこっそり持ち帰ろうと画策される方もいらっしゃったようですが、さすがに巨峰はポケットに収めることができず、断念せざるを得ないようでした。
 最後は「ワイン工場」、もちろん皆さんのお目当ては「試飲」です。ワイン、ブランディーなど15種のお酒が「試飲」できましたが、中には「試飲」の領域から大きく外れ、思う存分にお酒を堪能され、盛り上がるグループもあり、実は私はお酌をさせられ…いや、して差しあげました。これこそ『密着型』サービスだと思うのですが、傍目には一緒になって盛り上がっているように見えたそうで、後で川尻(一応上司です)から、「あまり間抜けなことをされても会社のイメージを損なうので、次回からはオレが君に『密着』する必要があるな」とイヤミを言われるくらい、楽しめた旅行でした。
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