■ひろたりあん通信旅行版
1999.10.14 15 「奥日光紅葉巡り・神秘の丸沼と中禅寺湖ロープウェイ」
■3つのてるてる坊主
suganuma.jpg 悪天候に泣かされた「上高地」旅行以来、われわれスタッフの間では、旅行日の前には必ず「てるてる坊主」を吊るしてから眠る、という決まりができました(ウソですが)。私は前日の夜には、「てるてる坊主」を3つ吊るして(これもウソですが)、明日の好天気をお祈りしました。その甲斐あって(?)、当日は絶好の行楽日和となりまして、ほっと胸を撫でおろしたのですが、私は肝心なことを忘れていました。「てるてる坊主」3つのおかげで私たちが住む「横浜」は晴れましたが、はたして私の「てるてる坊主」のご利益は、遠き日光地方までもカバーしているのか、ということをです。
 それはともかく、バスは秋晴れの中を無事出発し、東名道、関越道を快調に走っていきました。車内では恒例のプレゼント付「○×クイズ」で盛り上がっているうちに、日光の裏玄関、沼田ICに到着しました。沼田一帯はりんごの産地で、道中あちらこちらにりんご園が立ち並び「せっかくだからりんご狩りでもしてみたいわ」という声も耳にしました。早速メモを取らせていただきました。

yunoko2.jpg■一晩で色づく紅葉
 バスはどんどん山奥に入っていき、景色にだんだん赤味が差してきました。横浜の汗ばむような今年の陽気に比べ、人一倍暑がりの私(体形でわかるって?)ですら、少し肌寒く感じます。「昨日も同じコースを走りましたが、1日でこんなに色づくものですね」と、東急観光の添乗員さん。北関東の山間は急ピッチで冬支度を始めているようです。駐車場の関係でバスは丸沼ではなく菅沼に停車し、皆さんは思う存分に、日光の紅葉を満喫されていました。

■バスガイドさんは中禅寺湖がお好き?
tuzenij.jpg 菅沼を後にしたバスは、金精峠を越えて一路中禅寺湖へと向かいました。途中「湯の湖」にさしかかると、バスガイドさんは何を思ったのか「こちらが中禅寺湖です」と案内してしまいました。当然皆さんは旅行好きばかり、車内の空気がにわかに怪しくなり、「これは湯の湖でしょ!」とありがたくも鋭い指摘を受けてしまいました。早速訂正しようとしたガイドさん、「失礼しました、中禅寺湖でした」と、またもや失言、オッチョコチョイの彼女のおかげで、車内の雲行きがさらに怪しくなったのは言うまでもありません。その後も、湯の湖から中禅寺湖に到着する約20分の間に、私の記憶が確かなら最低5回は中禅寺湖の案内をしていました。心の底から中禅寺湖が好きなのでしょうね。ただ、ガイドさんのせいでもないでしょうが、車内だけでなく、空模様までも怪しくなり、案の定雨が降り出し、霧までかかってきて、またも天気に見放された旅行となりました。

■私のせいなのか?
kegon.jpg 私は、半径三百qくらいの天気を保証してくれる『てるてる坊主』は、どんな大きさにすればいいんだろう…なんて考え込んでしまいました。まして昨日のお世話係によると、絶好のお天気だったそうで、「『てるてる坊主』の心配をするより、日頃の生活態度を改めるほうが先決じゃないのか?」と上司にイヤミたっぷりに言われそうです。
 雨は時間が経つにつれ激しさを増し、中禅寺湖ロープウェイも半数の方しか乗車しませんでした。雨とはいえ、ロープウェイから見る紅葉のパノラマは美しく、乗った方だけの特権で、空中散歩を楽しむことができました。
 中禅寺湖からバスはいろは坂を下ります。名物の野生ザルもさすがに雨は嫌いと見えて、姿を現しません。サルによるハプニングをちょっぴり期待したのですが…、もちろん冗談です。
 最終下車地は、おみやげの買い物、「日光ろばた漬」です。私も客を装って試食しましたが、中でも「けっこう漬」は結構なお味でした。ごはんのおかずには最高だと思います。
 雨は一段と激しさを増し、渋滞に巻き込まれながらも無事に岐路につくことができました。
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