■ひろたりあん通信旅行版
1999.11.15 「晩秋の箱根 典雅な一日 名宿『はつはな』のご昼食と美術館巡り」
■えっ、日帰りなのに11,900円もするの?
 ひろたりあんバス旅行は、「より安く、より便利に」を念頭に企画していますが、今回の旅行はお一人様11,900円也、「何?随分高いじゃない!」と思われるかもしれません。でも、この企画でこの値段に押さえるのに、どれだけ苦労を重ねたことか…(涙)。それはともかく、高額の理由は、今回は『ハイグレードツアー』と銘打った、贅沢な懐石の昼食と温泉休憩をメインに、晩秋の箱根で「典雅な一日」を過ごしていただくという、ゆとりのある少人数制のプランだからです。バスもベンツ社製の大陸横断専用モデルを手配しました。実際に乗りますと、フワフワせず、どっしりとした乗り心地で、箱根の峠道でも横揺れが少なく、乗り物酔いが心配な方も安心です。

■箱根彫刻の森美術館」はフジ・サンケイグループですtyoukoku.jpg
 バスは東名、小田原厚木道を快走し、最初の目的地「箱根彫刻の森美術館」に到着しました。ここで舞台裏を暴露(?)しますと、「彫刻の森」は「フジ・サンケイグループ」の一員で、産経新聞社と深い関係があります。私どもも新聞店ですから、産経新聞社とは親しい間柄です。そこで産経さんにお願いして入館料を値切ることに成功し、その分旅行代金を下げることができたわけです。
 彫刻の森は箱根観光の定番ではありますが、多彩なイベントが催されるため、リピーターが多いそうです。本来なら、もっとゆっくりと美術館賞を楽しんでいただきたかったのですが、途中で雨が降り出したので(私の日頃の行いが悪いせいでしょうか?)、少し早めに今回の旅行のメインである『ホテルはつはな』へ向かいました。

■可愛いお出迎え
hatuhana.jpg 『ホテルはつはな』は『山のホテル』の和風別館で、特に女性を意識したサービスで評価の高い宿です。バスを降りた私たち一行を一番最初に出迎えたのは、4歳くらいの可愛い坊ちゃん。「あっ、このバスうちのと同じマークが付いているよ、ベンツだよ!」それを聞いて少し誇らしげに思えたのは、私だけでしょうか?もっともベンツに一番縁遠いのも私なのですが…。
 食事の前にまずは入浴。温泉のお湯は滑らかでなかなか良かったそうです。その後懐石の昼食です。『桜宿点心』というコースで、通常は団体客には提供しないそうですが、無理を聞いてもらいました。小鉢、八寸、煮物椀、御造り、炊き合わせ、焼き物、強肴、お食事、デザートと作りたての彩りの見事な料理が次々と運ばれてきます。またそれを盛る器のきれいなこと、料理は目でも楽しむものといいますが、今回初めてと言ってもいいほど実感しました。そして最後の飲み物が出されたとき、「やだ、これ青汁じゃないの?」という声を聞きました。確かに青汁のような深い緑色ですが、これは冷抹茶。もし世の中に「健康懐石」なるものが存在するなら、青汁との組み合わせもあり得るかもしれませんが…。

■彼氏にメール?
asinoko.jpg 温泉と料理を堪能した後、芦ノ湖スカイラインから雨の箱根を眺望しながら、最後の目的地「箱根ガラスの森」へ。ちなみにこの美術館は新聞社とは関係ありません、残念!。ここには、中世の欧州の貴族たちを熱狂させたヴェネチアングラスが数多く展示されていて、現代の私たちをも魅了してくれます。またここのもう一つの自慢が美しい欧風庭園ですが、生憎の雨で(すみません、日頃の生活態度を改めます)窓越しに眺めるだけに終わりました、残念!。

garasu.jpg 館内の『カフェ・テラッツア(カフェテリア)』のカプチーノとケーキは絶品で、お客様の目を盗み、私もバスガイドさんとしっかりといただきました。ガイドさんは雑談の合間にメールの交換をしています。「さては彼氏かな?」と下世話な詮索をしてしまいましたが、相手は同僚とのこと「今日は草津で一泊頑張るぞ!」「新潟までのバス旅行しっかりやるぞ!」などのメールを見せてくれました。ガイドさんの仕事は見た目よりもずっと重労働だと聞きますが、仲間と励ましあいながら頑張る姿にちょっぴり感動しました。
 いつしか「ガラスの森」恒例の陽気なイタリア人歌手によるカンツォーネのミニコンサートも始まり、私たちのバス旅行は大きな盛り上がりの中で大円団を迎えていくのでした。
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