■ひろたりあん通信旅行版
1999.12.4 ひろたりあん通信ご招待旅行「琥珀色の中伊豆」
■遠ざかる下克上への道
jyouren.jpg 廣田新聞店では、本紙「ひろたりあん通信withビタミンママ」と「ひろたりあん通信」の二種類の広報紙を月刊で発行していますが、兄貴分の「ひろたりあん通信」をタブロイド版にリニューアルした記念に、読者の方々を抽選で今回のバス旅行にご招待したわけです。
 「ひろたりあん通信」には、無能なくせに頭の固い(と誰かが言っていました)牢名主のような編集キャップがいて、若手をこき使っています(と誰かが言っていました)が、そういう現状を打破しようとガッツを見せるのが長幸人君で、編集責任者の座を狙って下克上を画策しているとの噂があります。今回は、その彼がお世話係として同行して、その手記を「ひろたりあん通信」に掲載することになっていました。「長を取材にやらすから、こき使ってやってくれ」と鬼のような依頼を私が受けました。しかも当日は勤務扱いではなく、わざわざ休日を取らせて参加させるという徹底振り、しかし長君の野望のためには絶好のアピールチャンスですし、毎回の同行記に頭を悩ます私としては、ありがたい限りです…、のはずだったのですが、結論から言えば、彼は寝坊して出発に間に合わなかったのです。彼が鬼編集者(と誰かが言っていました)からどれほど怒鳴られるか、想像すると可哀想なくらいです。これで彼の下克上への道は遠くなったことでしょう。

■お客さんの言葉に「グサリ」
 今回のお客様は競争率15倍を勝ち抜いたツキのある方ばかりですが、にもかかわらずまたもや雨、46名分のツキをも凌駕する私の強力な雨男パワーに自分ながら呆れてしまいます。  道路は渋滞もなく、予定よりも一時間も早く「熱海梅園」に到着。「観梅にはまだ早いんじゃないの?」という声がありましたが、当然です。実は熱海梅園は紅葉狩りの穴場で、日本で一番遅い紅葉の一つとの評判があります。今年の紅葉は二週間遅れだそうで、12月にして鑑賞には絶好の色づき具合でした。「これで天気がよかったら最高ね」あまりにキツイお客様の一言に、一瞬めまいに見舞われました。

■社会貢献してる?O課長
nakaizu.jpg 私の念力が少しは通じたのか、ようやく雨もおさまり、「酪農王国オラッチェ」へ。ここは酪農のテーマパークで「丹那の百年の酪農の歴史を知ってもらいたい」がコンセプトだそうです。ちなみにここは日本中央競馬会(JRA)が運営管理しています。懲りることなくJRAに不毛の投資を続けている、総務課のO課長に、「喜んでください、課長のお金は社会貢献のために立派に使われていますよっ!」と声を大にして報告してあげようかとも思いました。
 昼食は「倶楽部ベリエーロ」でのバイキング。皆さん(もちろん私も)相当お腹を空かせていた様子で、係員の誘導そっちのけで会場に向かいました。料理はデザートも含めて25種、特にその場で揚げる天ぷら、その場で握る寿司は好評で、十分に満喫しました。

■来年こそは…
odoriko.jpg 食後の運動に「浄蓮の滝」まで、きつい階段を昇っていただきましょう(私も少々重量オーバー気味です)。神秘的なムードにあふれるこの滝は、天城を代表する名瀑として有名です。企画の段階ではここから少し足を延ばして、「伊豆の踊り子」の舞台となった踊子歩道で、自然散策もいいかな(今年は川端康成生誕百周年です)、とも思いましたが、何せ最近の私は天気に見放されていますので、控えた次第です。
 沼津でのお買い物を済ませ、バスは帰路につきました。天気はさらに回復し、車中から夕焼けは見えないものの、雄大な富士山が裾野を広げる姿が見渡せました。「これは縁起がいい」来年の「晴れ男」を予感させるような気がするじゃないですか。
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